【展示会のお知らせ】
武盾一郎 線譜展『レイ ―零・Ray・霊―』
期間 4月24(木)・25(金)・26(土)・5月1(木)・2(金)・3(土)・8(木)・9(金)・10(土)
時間 10:00~17:00
場所 アートスペース「FLATFILE」
〒380-0862 長野県長野市桜枝町883
(同時開催)
場所 flatbar
小さな作品が中心の展示になります。
武盾一郎は25歳から絵を描き始め、95年、新宿西口地下道に暮らす人たちの家、段ボールハウスに絵を描き続けることからアーティスト活動を始めた画家です。
90年代は他に旧東京大学駒場寮「Obscure」「蟻天国」、神戸市須磨区下中島公園非公認テント村「しんげんち」など、スクワット自治区で絵画制作を行い、その後2007年、渋谷駅周辺の地面に座って会議をする「246表現者会議」、ナイキ化反対運動として渋谷区宮下公園を占拠していたA.I.R.などで活動を行っていました。
2009年からは自宅アトリエに拠点を移して『線譜』を制作しています。
『線譜』とは直感的な楽譜であり、音楽を内包している絵画であるという。
今回、フラットファイルでは武盾一郎の制作において重要な要素である「零(ゼロ)」、「Ray(線)」、「霊性」の「レイ」という響きの言葉を主題に展示を行います。
武の線は自動筆記法で自然発生的に増殖し、植物が成長していくように、そして天候が変化していくように描かれて行きます。
そこには時が封印されています。時とはまさに音楽のことで、観る人によって時が開封され、心の中で音楽が奏でられて初めて完成となります。
どうぞごゆっくり武盾一郎の「音楽」を楽しんでください。